2013年1月11日 (金)

ゆくぞ、ガンダム

夜の道路工事現場で交通整理をしているキミは同じ世代。

明日のボクの現実を考えながら、ぼんやりと眺めている。

ガンダムみていたころに描いた未来と叶った夢を考える。

未来を切り開くサーベルはその赤い誘導灯になったんだ。

ゆくぞ、ガンダム

いくつになってもゆくぞガンダム。

死ぬまで追いかけゆくぞガンダム。

同じ時代を生きるキミたち眺めて

ボクも自分を奮い立たせる冬の夜。

2012年8月15日 (水)

スコールのち朝焼け


空がまた高くなる前に
君と泳ぎたい海へ来た

目覚ましのスコールは
北へ流れて朝焼けの海
長かった夜も短い夏も
通り過ぎればみな同じ

きっとみんな全部同じ


2012年8月13日 (月)

この夏をゆくところ

あの夏も、あなたがいた夏も

この夏でさえ二度と来ないと

プールから空を見上げて

過ぎてきた夏を抱きしめる

P7090015

2012年4月22日 (日)

めぐる季節に滲む涙

花吹雪の後は雨が降っている

いつのまにか葉桜になり

そして黙って濡れている

この春を忘れない

過ぎてしまったけど

この春は忘れるもんか

雨にけぶる

涙に滲む

P4070014

やがてまた夏

どうせ秋

やっぱり冬

他の誰かと春

2012年4月15日 (日)

バグなく菜の花が揺れていた

取り返しのつかないことがある

完璧なものなどどこにもないのに

本物でないと罵られた怒りと悲しみ

でも

こうしてディスプレイを眺めていたら

自分に嘘をついていたのだと気づいた

だから去りゆくものは去りゆくままに

思えば

はじめて見たものは、菜の花、湖、トンガリ山

あの風景でさえも見送る季節となりました

気づけばこの思い出画像にバグがある

P1000004

危険なデータは消去にかぎる

あのメールで始まったものを

ゴミ箱に捨てるだけ

そして

取り返しがつかないように

バグごと消去

すると

「出会った」でなく

「通り過ぎた」に変わった

P1000003

メールに込めた思いも言葉も

本物も虚空も偽物さえも

「1」と「0」の組み合わせ

実在するようで幻に見える

波の形を見つめていた

あの頃へ帰らないか

あの頃へ帰ろう

バグなく菜の花が揺れていた

波のように揺れていた風景へ

あの本物の風景へ